当時の横浜線は、小机−八王子間が単線だったので、原町田駅でも上下の電車の交換が行われていた。本数はいまよりずっと少なく、一時間に二本しかない時間帯もあった。待合室は広く、キヨスクも設置されていた。駅前には広場があった。この広場は、もっぱらタクシーとバスの乗り場に使われていた。原町田は東京都町田市の中心に位置していたにもかかわらず、ここに乗り入れるバスは神奈川中央交通が独占していた。小田急線には、新原町田という駅があった。
[おすすめサイト]
帝国ホテル
帝国ホテル東京 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad337841/
飛騨高山 ホテル
飛騨・高山周辺の宿泊施設・宿 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/220000/LRG_220200/
新宿 ホテル
新宿・中野・杉並・吉祥寺周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/130000/LRG_138000/
上諏訪 ホテル
上諏訪・下諏訪・岡谷・霧ヶ峰・美ヶ原高原周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/160000/LRG_161900/
マロウドイン赤坂
マロウド イン赤坂 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad328493/
原町田と新原町田の間は、六〇〇メートルほど離れていて、両者を結ぶ道は「マラソン道路」と呼ばれていた。この狭い道の両側には、闇市がそのまま残ったような店がいくつも軒を連ねていたが、とりわけ人目を引いたのは、原町田駅に最も近いところにあった「大関そば」であった。原町田駅には立ち食いそばスタンドがなかったせいだろう。いつも満員で、マラソン道路にまでつゆの香りが漂っていた。駅構内のそばにしか関心がなかったため、結局この店には一度も入らなかったことが、いまとなっては悔やまれる。生まれてこのかた、ずっと新興住宅地にしか住んだことのなかった私は、郊外でありながら焼け跡の空気を残す原町田に強くひかれた。大丸、さいか屋のほか、「吉川」と「マツヤマ」という、地元にしかない百貨店が二つあるのもおもしろいと感じた。